専務取締役 安田浩一でございます。
皆様におかれましては、つつがなく令和5年の新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
昨年に続き新型コロナウィルスと共存する年明けとなりましたが、引き続き皆様には感染予防に努めていただきたいと思います。
令和5年は十干と十二支を組み合わせた六十干支(ろくじっかんし)で言う「癸卯(みずのとう)」となります。「癸」は十干の順序で言えば最後にあたり、一つの物事が収まり次の物事への移行をしていく段階。また十二支で言う「卯」のうさぎは「茂」という時期であり、繁殖する、増えるという段階にあたります。その両方を備えた「癸卯」は、去年までで様々なことの区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていくとされます。
今年こそ長引く新型コロナの感染症、ロシアのウクライナ侵略に区切りがつき、世界が新たな平和の元年となることを願います。また十二支にはそれぞれ守護の仏様がいると言われています。卯年の守り本尊は文殊菩薩。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉からもわかるように、知恵や才能の仏様でもあります。わが社の経営理念にもありますように“知恵を絞り卓越した技術を発揮し地域に貢献する”そんな成長と飛躍の良き一年となることを願います。
(阿蘇海のけあらし)